食欲の波を伝えるツール
抗がん剤治療などによる食欲減退中に利用します.
特徴
- 遊び感覚で「この料理なら,今これくらい食べられそう」というイメージ心理量を表現できます.
- 曖昧な感覚を曖昧なまま表現することができます(ファスナーの開け閉めの位置で食欲の大きさを示すことができます)
- 料理などは,看護学の専門家らの意見を基に決定していますが,自由に設定できます.
- 身体への負荷が少なくい操作で表現が可能です.
- 3本3セットのツールの側面に磁石を組み込んでいるので横並びにくっつけると食欲の波を一目で把握することができます.裏側に回せば小さくまとまります.
- 木の板にファスナーと貼り付けるだけなので誰もが簡単にツールを作ることができます.
内容
1セット
3本のファスナーで構成されたツールが1セットです.
朝・昼・夕のご飯時にこれならこれくらい食べことができそう,という自己申告から始めるのも良いでしょう.
キーフォルダ
円形の板(レーザー加工機で切り出したもの)に水彩画タッチで描いた食べ物シールを貼ったキーフォルダーです.
厚紙を切って作っても良いでしょう.
食べ物の絵
絵は,データとしてダウロードできます.
裏面に目盛
裏面には,10段階で目盛が付いています.
側面中央に磁石を組み込んでいるので並べるときや持ち運びに便利です(画像はツールを裏側に回して磁石で付いている状態)
食べ物シートのデータ
A4サイズ pdf[3MB]